英語の勉強って文法、単語、発音、英作文、リスニングなど、多岐にわたるのでイヤになっちゃいますよね。
英語の定期テストで80点以上を取りたいけど取れない……。
みんなどうやって定期テストの英語を勉強しているの?
英語の定期テストにおける効率のいい勉強法がわからない……。
このようなお悩みを解決できる記事をわたしが書きました。
この記事を読めば、あなたも定期テストで英語の勉強を効率よくして、80点以上を目指せますよ!
なぜなら、わたしはこの記事で紹介する英語の勉強法を見つけて以来、80点以上を取り続けられるようになったからです。
ちなみに中学3年間の英語の成績はこんな感じ。
記事前半では「中学の定期テスト【英語】で高得点が取れない理由」について、後半では「定期テストの英語を効率よく学習するためのコツ」を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
中学の定期テスト【英語】で高得点が取れない理由3つ
定期テストにおける英語の勉強法をお伝えする前に「なぜ高得点が取れないか」考えましょう。
それを考えないと、効率のいい学習ができないからです。
学習しても高得点が取れないのには理由があります。
- いきなり教科書準拠の問題集を解いている
- 出題パターンを理解していない
- 学校のワークやプリントをやり直ししていない
思い当たることはありませんか?
詳しく見ていきましょう。
理由1:いきなり教科書準拠の問題集を解いている
「定期テストの勉強=問題集」と思っていませんか?
わたしは『教科書準拠の問題集さえやっていればいい』と思っていました。
ですが、それが点数を取れない原因だったのです。
英語は母国語ではないので、はじめての単語や文章を習いますよね。
中学校の授業を聞いただけで、すべて理解できるのであればいいのですがほとんどの場合は違うと思います。
だからたとえ教科書準拠の問題集であっても、教科書の内容を理解できていない状態でいきなり問題集を解くのはNGです。
理由2:出題パターンを理解していない
定期テストには出題のパターンがあります。
中学校の先生が作るから、先生の出題のクセが出るというか。
定期テストが返却されたら、どういう問題が出題されたのか分析してみましょう。
たとえばこんな感じ。
- 学校のワークやプリントから似たような問題が出題
- 教科書の本文の穴埋めが出題
- 授業中にディスカッションした内容から出題
何回か定期テストを受けると、分析することで出題パターンが把握できます。
どこを学習すべきかわかるので必ずしておきましょう。
理由3:学校のワークやプリントをやり直ししていない
学校のワークやプリント、1回解いて終わりにしていませんか?
これは非常にもったいないです。
なぜなら、たいていの定期テストでは学校のワークやプリントから多く出題されるからです。
中学の先生からしたら
・学校で学習した内容をちゃんと勉強してきたか
・授業を聞いていたか
を定期テストで確認したいんですよね(笑)
だから、学校のワークやプリントは必ずやり直ししておかないといけないのです。
中学の定期テスト【英語の勉強法】効率よく学習するためのコツ5ステップ
前章では、定期テストの英語で高得点を取れない理由を確認しました。
そのことを踏まえつつ、この章では効率よく学習するためのコツ5つを解説していきますね。
効率よく学習するためのコツは下記の5つ。
- 教科書の英文をスラスラ言えるまで【音読】する
- 【英文⇔日本語訳】を繰り返す
- 【英単語】+【発音】を暗記する
- 学校のワークやプリントで【文法】の学習をする
- 教科書の英文を聴いて【リスニング】の力をつける
コツ1:教科書の英文をスラスラ言えるまで【音読】する
最初に取り組むのは「教科書の英文をスラスラ言えるようになるまで【音読】する」ことです。
英文をスラスラ言えるようになると、スムーズに英文を暗記できるようになるからです。
ポイントは黙読ではなく【音読】。
実は、音読は英文が暗記しやすくなるだけではありません。
英語に必要な「読む」「話す」「聞く」の3つを同時におこなえるため、発音やリスニングの力をつけるのにも効果的なのです。
音読しない理由はないですね。
コツ2:【英文⇔日本語訳】を繰り返す
教科書の英文は、必ず日本語訳が言えるようにします。
日本語訳が言えるようになったら、次はその日本語訳を見て英文を言えるように。
【英文⇔日本語訳】を繰り返すことで「日本文を英語に訳せ」の問題が出題されても解答に困らなくなります。
同時に英単語の意味も理解できるようになり、単語だけを機械的に暗記するより格段に記憶に定着しますよ。
具体的な学習法
【英文⇔日本語訳】と言っても、どうやって学習したらいいの?
そうですよね。わたしがやっていた方法を教えますね。
手順は以下の通り。
- 教科書の英文を見て、日本語訳をスラスラ言えるようにする
- 学校の授業で先生が教えてくれた日本語訳を見て、英文をノートに書く
- 教科書を見て答え合わせ
- 間違えたところをチェックする
- 間違えた英文のみ、もう一度日本語訳を見て書く
- これをひたすら繰り返す
こんな感じです。
【英文⇔日本語訳】をできるようにするだけで、定期テストの問題が格段に解きやすくなりますよ!
ぜひ試してみてくださいね。
コツ3:【英単語】+【発音】を暗記する
教科書の本文を音読すると、大体の英単語は暗記できていると思います。
ここで重点的にする学習は、覚えた英単語+【発音】です。
必ず何問か発音やアクセントの問題が出るので、教科書の欄外に書かれた単語はチェックするようにしましょう。
授業中に先生が重点的に発音していた単語は、そのときに「しるし」をつけておくといいですよ!
出題される可能性が高いので。
コツ4:学校のワークやプリントで【文法】の学習をする
学校のワークやプリントの学習は、主に新しく学習した【文法】の問題ですよね。
教科書でも同様の文法が使われた英文が出てきます。
ワークやプリントは、その文法をしっかり理解できるようにする役割です。
そのため、1回解いて終わりではなく、間違えずに解けるようになるまで繰り返し学習しましょう。
でも、学校でプリントやワークに書き込んでしまっているんだけど……。
大丈夫!実際にわたしがおこなっていた学習方法を紹介しますね。
学校の【英語プリント】の具体的な勉強法
勉強のやり方は簡単です。
- 学校のプリントに載っていた英文をすべて書き出す
- その英文を見て、日本語訳を書く
わたしが実際に書いていたのはこんな感じ。
B5のルーズリーフを半分に折って、左側に日本語訳、右側に英文を書きます。
準備ができたら、日本語訳を見て英文を間違えなくなるまで書いて覚えましょう。
ルーズリーフは、画像のように半分に折って片面だけを見て英文を書いたり、日本語に訳したりして使います。
間違えなくなるまでと言っても、正解した英文は毎回書かなくてOK。
間違えた英文のみ、繰り返します。
学校の【英語ワーク】の具体的な学習法
1回目は、直接英語ワークに書き込まず、定期テスト用に用意したノートに書いて問題を解くのがオススメですよ。
そうすることで、2回目3回目と学習するときに1回目と同じようにストレスなく問題を解くことができるからです。
間違えた問題は、ワークにチェックを入れておいてくださいね。
次回するときは、間違えた問題のみをすればいいので。
ですが、学校でワークを解いたときなど書き込んでしまっていることもあると思います。
そういうときは、紙などで隠しながら問題を解きましょう。
なにも書いていない状態から比べると、やりにくいですが仕方ありません。
消しゴムで書いた部分を消していたこともあるのですが、時間と労力がかかるのでオススメできません。
コツ5:教科書の英文を聴いて【リスニング】の力をつける
リスニングは自分で学習しにくいですよね。
なにをしたらよいかわからないというか……。
そうは言っても定期テストでも入試問題でも必ず出題されるのがリスニング。
改まって学習するのは面倒くさいと思いがちなので、定期テストのときに教科書の英文を聴いて学習しましょう。
教科書の上の方に「QRコード」を読み込めば、簡単に英文を聴けるようになっていますよね!
リスニングは英語に耳を慣れさせるしかないので、定期テストのときくらいは面倒くさがらずにやってみましょう。
英語の定期テスト勉強に関するよくある質問2つ
英語の定期テスト勉強をする上で、よくある質問にお答えします。
質問1:英語の定期テスト勉強で教科書準拠の問題集はいらないの?
基本的には必要ありません。
教科書や学校のワーク、プリントをしっかり学習していれば80点以上は狙えるからです。
いろいろな問題を多く解くと、満足感は得られますが点数には結びつかないんですよね。
それよりも間違えたところを完璧にする学習法の方が有効です。
でもどうしても問題集がないと不安と思う場合は、1冊だけなら購入してもいいかもしれません。
わたしが使った感じでは「教科書トレーニング」の方が基本問題が多く、やさしいです。
ですが、中学3年生のときはこの記事で紹介した学習法が定着したので、教科書準拠の問題集は購入しませんでした。
問題集の必要性を感じたときに、親御さんに相談すればいいと思いますよ。
大阪府内の公立・私立中学校でどの教科書を使用しているか知りたい方は、こちらを参照してください。
質問2:定期テストの勉強を入試対策に役立たせるにはどうしたらいいの?
定期テストの学習を高校入試に役立たせるためには、「定期テストのときだけ乗り切ったら終わり」という考えはなくしましょう。
中学校で習うことは基本中の基本、少しずつの積み重ねがのちの高校の入試対策につながるからです。
たとえば、積み木を高く積み上げて複雑なものを作ろうと思うと、土台をしっかり作っておかないと崩れてしまいますよね。
英語の学習も同じで、いきなり入試問題の応用問題にチャレンジしても解けません。
英語は特に積み重ねが大切な教科。
難しい問題を解けるようにするには、中学校で習う基礎をしっかり固めておくことが大切です。
定期テストの学習を高校入試で役立たせるためにも、一つひとつ丁寧に積み上げていきましょう。
中学校の定期テスト【英語】はポイントを押さえて学習しよう!
中学校の定期テストでの英語の勉強法を解説しました。
この記事で紹介した英語の勉強法を実践するだけで、80点以上は狙えるでしょう。
やみくもに学習するのは非効率です。
ポイントを押さえて効率よく学習しましょう。
もう一度かんたんにおさらいしておきますね。
- 教科書の英文をスラスラ言えるまで【音読】する
- 【英文⇔日本語訳】を繰り返す
- 【英単語】+【発音】を暗記する
- 学校のワークやプリントで【文法】の学習をする
- 教科書の英文を聴いて【リスニング】の力をつける
ぜひ上記の順番で学習してみてください。
5教科の学習法が知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。